就活で何も言うことがないあなたへ このブログを読んだ後、あなたはなんかすごいっぽい人間になっています。
就活がもうすぐ解禁されますね。
僕は諸事情あり、大卒の新卒一括採用のいわゆる就活にほとんどコミットしなかったのですが、周りの友達は当然ながら就活をしていました。
就活に参加していない僕から見て、彼らはとても大変そうでした。
彼らが面接している風景などを実際に見ているわけでもない僕がなぜそう感じたかと言うと、彼らのしていた自己分析がとてもつらそうに見えたからです。
そして、面接で想定されるであろう
「学生時代に頑張ったことはなんですか?」
「あなたの人生の成功体験を教えてください」
といった質問の答えを一生懸命考えていました。
僕もそうですが、
学生時代に特になにもがんばって来なかったし、
人生を考えても成功したことなんてありません。
そもそもそんなことがないから大学4年になる直前に、
とりあえず有名な会社だったり、リクナビで適当に見つけた会社の面接に行くんですから。
じゃあ、就活でなにも言うことがない彼らはあきらめるしかないのか。
そんなことはありません。
就活で悩んでいるであろうあなたたちのために、僕がとってもすてきな攻略法を考えました!
これなら就活直前の短期間でできますし、なんかすごい頑張ってるやつっぽい印象を面接官に与えられること間違いなしです!
では、その工程を順を追って説明していきます。
①「polca」アプリをスマホにインストールする
クラウドファウンディングサービスを提供しているキャンプファイヤーが提供しているサービスのひとつに、polcaというものがあります。
これは従来のクラウドファウンディングよりも少額の金額をファウンディングサービスするためのサービスであり、スマホに特化したものです。
このアプリを今すぐ、なにも考えずにインストールしましょう。
②「polca」で企画を立てる
今インストールしたpolcaを使って、早速企画を立ててみましょう。
企画の内容はなんでもいいですが、
なんかいい人っぽくしたいのであれば、
「災害に遭われた人たちに義援金を配りたい」
とかがいいでしょう。
意識高そうにしたければ、
「学生が快適にミーティングを行うための空間づくりをしたい」
とかにしてください。
今の僕だったら
こんな感じですかね。
ほら、なんとなくよさそうでしょう?
まあ、人に言えないような企画でなければなんでもいいと思います。
そして、ここからが重要なのですが、
「目標金額」そして「一人当たりの支援金額」は最低価格の「300円」に設定しましょう。
これ、一番重要なことです。
企画はなんでもいいですが、これだけは守って設定してください。
③支援者を探す
さあ、無事企画を立てられたら支援者を探しましょう。
LINEなどで友達に頼むのもいいと思います。
困ったら飲み会で酔っ払った友達に勢いで支援させましょう。
リターンを300円より高額なものにして、いろいろな知り合いに支援しまくってもらうのも手です。
↑大丈夫だとは思いますが景品表示法とかに引っかかるかもしれないので、その辺は各自調べてください。
④企画を実行する
ということで③によって支援者があらわれた前提で話を進めます。
というかこれだけ提案しても誰も支援してもらえなければ(しかもたったも300円)社会生活がまともに営めない可能性があるので、会社員に向いてないかもしれません。
もちろんある時期に友達などの話し相手がまったくいなくても、次のステージでなんとかなる可能性はあるのでがんばっていきましょう。
予断はさておき、
ということで支援によって得たお金で、
立てた企画を実行しましょう!
といっても、
「災害に遭われた人たちに義援金を配りたい」
という企画であれば、コンビニの募金箱にその支援された額を入れればいいですし、
「学生が快適にミーティングを行うための空間づくりをしたい」
という企画であれば、友達をさそってルノアールの会議室を予約しておごってあげましょう。
とにかく普通にがんばっている大学生であっても、内実は同じくらいです。
「言ってしまえばこれってこういう感じだよな」
くらいの気持ちでさくっと企画を実現しちゃいましょう。
⑤面接で言う
ここまでの工程を言われた通りにやったあなたは晴れて、
クラウドファウンディグで企画を立てて成功した学生
です。
いやー、これだけだとなんかすごそうですよね。
でもこれ、嘘ではないので堂々と面接で言ってしまいましょう。
ただ一つ注意があります。
「クラウドファウンディグで企画を立てて成功した」
ということを面接で堂々と言ったとしても、
金額を聞かれて
「300円です!」
なんてことを言ったらずっこけられますよね。
そんなときのために金額を聞かれないように事前に策を練っておきましょう。
ということでさきほど例に出した
「学生が快適にミーティングを行うための空間づくりをしたい」
という企画を立てたときの面接での受け答えの適切な例でお教えします。
〜〜想定質問とその答え〜〜
面接官「では、あなたの人生における成功体験を教えてください」
就活生「はい、わたしは学生時代、学生同士が気軽にコミュニュケーションを取り合う場の設計をしていました。そこで学校の外にミーティングルームを作り、大学という境界を超えたコミュニュケーションを場を作ろうと努力してきました。しかし、学外に場を作るとなると費用がかかってしまいます。そこでわたしは、クラウドファウンディグで資金を調達することを思いつきました。学生たちの場なのだから、学生たちから少額ずつでもいいからお金を集めたいと思い、そのようにリターンを設計しました。このような企画にお金が集まるのか、正直不安でしたが、いざクラウドファウンディグを始めてみると、想像以上のお金を集めることができ、企画を実現することができました。
企画を立てたサイトの規約上、おそらく具体的な金額を述べることは規約違反になってしまうので、明言は避けますが、
そのお金を元手に、学外でのミーティングルームを一定期間、作り上げることができました。借りていた場所の都合上、現在ではそのスペースの契約は終わってしまったのですが、そこでの成功はわたしにとって大きな経験となりました」
赤字にした部分を入れることによって金額を聞かれることを防ぎましょう。
サイトの規約なんていちいち見ませんよね?
成功金額を言うのってなんかダメっぽいと思っておきながら規約を読まずに面接に臨めば、以上のことを言う権利が発生します。
(僕も規約を見ていないので、ほんとのことは知りません)
どうです?
あなたが面接官だったら、適当に投げた質問にこんな回答が来たら、
「なんかすげえやつが来た!」
と思って身構えちゃうんじゃないですか?
しかし実際にやったことは、
「polcaで友達にお金を入れてもらってそのお金でルノアールの会議室で雑談した」
だけです。
しかしこれとさっきの想定質問の答えを照らし合わせてみてください。
嘘は一切言ってないですよね?
というわけでこれであなたも1ヶ月後には一人前の意識高い大学生です。
特に有名企業に入るのがえらいとは思いませんが、
あなたが希望するのなら、この方法でさくっと面接をパスしちゃいましょう。
というわけでこんな感じでブログを書いていきますので、よろしかったら僕にも支援お願いします。
リクエストがあればそのことをブログに書くかもです(僕は非常に根性がないので、確約はできません)。